追兎電鉄といえば「萌え」というのが定着しています。
その起源は7年前に遡ります。
自動運転をする際に、列車接近放送と駅発車メロディを連動しようとしました。
誰もが思いつくのは「駅で録音して音源として使おう」でした。
早速行動して録音してきました。
駅発車メロディは問題ありませんでした。
なぜなら列車は発車メロディが終わるまで停車していればいいのですから…。
問題は接近放送です。ある地点まできたら接近放送を流します。
「まもなく1番線に電車がまいります。危険ですから黄色い線の内側でお待ちください。」
この放送が終わらないうちに電車が到着してしまいます。
実物と違って鉄道模型レイアウトは小さいため、録音した音源をそのまま使うことが出来ません。
駅を発車した直後に接近放送を流すとなんとかなりますがオカシイですね。
そこで録音した音源のピッチを短くすることに挑戦しましたが、音域が高くなり違和感しかありません。
……ならば…声優さんに駅接近放送を作ってもらえば…と思いつきました。
ちょっと早口で学生っぽさが抜けていない女性駅員…という設定で接近放送を作っていただき、7年前のJAMでお披露目となりました。

駅アナウンスですから、駅からアナウンスが聞こえてこないと…なので、スピーカーを埋め込むために新宝塚駅のホーム下を掘り返していました。
…すると見事に自動運転用のケーブルを切断してしまいました。
実際の工事でも地中にある水道管やら電線を破損させてしまうことはよくあること。
設計図を見ながら作業していても…仕方ないです。
このケーブルはホットスタンバイで冗長化しているものなので、無くても動作はしますが、職業柄システムが冗長化されていないのは気持ちが悪いため修復します。

埋め込むスピーカーはコレです。
かなり探しまくりました。
なにしろ高さ4.5cmに収まるサイズでないといけません。
最初はダイソーで100円スピーカーを見つけました。大きさもちょうど良い感じです。
ただ音量がありません。
自宅で楽しむだけならいいのですが、イベント会場ではまったく聞こえないのです。
つまりアンプ付きでこの大きさが必要…ということで…。
探して探してやっと見つけたのがこいつです。

手元で音量調整するダイヤルもあります。

実際に設置すると高さギリギリです。
上と下のベニア板に挟まって固定されていますが接着剤で固定させてしまいます。

反対側のスピーカーは駅改札口の横に設置します。

駅全景からの配置はこんな感じです。
駅正面でみているとステレオになります。いやバイノーラルぐらいにしましょうか。
スピーカーは見えないように隠しますが、音はキッチリ出て欲しいため、この部分の工作も苦労しそうです。

音源入力はミニピンジャックなのでiPadとも接続できます。(当たり前か…)
音楽を楽しみながら製作作業もできますね。