追兎電鉄の現在のレイアウトは第1工区を残して廃棄することにしました。

理由は2つ
一戸建てを購入した
バンダイがBトレから撤退した

現在の追兎電鉄レイアウトは、居住するマンションのリビングで運転することを前提に設計・製作をしていたものです。
リビングという場所ですからレイアウトを常設することが出来ず、普段は分割して別の部屋の収納棚に…。
しかし、購入した一戸建てではリビングには設置できなくなりました。
追兎電鉄は全長6メートルにも及ぶレイアウトです。
マンションの大きく縦長なリビングですらギリギリでしたが、一戸建ては対面キッチンでスペースが分断されていることもあり物理的に設置が出来ないのです。
代わりに、8畳相当の模型専用部屋を手に入れました
ほぼ正方形の部屋ですから、追兎電鉄をそのまま設置することは当然できません。
第1工区・第2工区・第3工区の間にL字カーブコーナーを設置することで、壁に沿わせて部屋に収めることは可能です。
でも当初描いていたプランとは違ってきます。
追兎電鉄は部屋の中心に設置して、レイアウトの両側から風景を楽しめるプランニングをしています。
これが部屋の壁に沿って設置すると、壁側からの風景を見ることが出来ません。
終端駅の分岐がありますので、分岐側が部屋の内側となると、自動運転の見所である「新宝塚駅」「美久宮駅」が壁側になり見えなくなります。
また反対側を走る列車が見えなくなるようにレイアウト中央部に山など設置しているため、壁側の線路のクリーニングが困難です。
現在の追兎電鉄レイアウトは部屋の中央に設置して楽しむことを前提としているため、応急措置では魅力あるレイアウトにはならないことが判明しました。

もう一つの理由は、バンダイがBトレから撤退したことです。
現在でも2000両を超えるBトレを所有している私としては、新車が発売されなくなったとしても問題はありません。
不安要素は一つ、KATOが小型動力の発売しなくなることです。
既にバンダイが自社動力の発売を中止しています。
私は走行性能優先で、台車の見た目を捨ててKATOオンリーではあるのですが、そのKATO製品も万能ではありません。
何度も調整をしても完全に走行できる動力は3割~5割程度。
小型動力のストックはかなりあるものの、その供給がKATOの判断で途絶える可能性を考えると、Bトレ専用であり自動運転をするレイアウトには5年後の可動が想像できません。
Bトレで自動運転を始めた頃はBトレが無くなるとは考えてもいませんでした。
一つの鉄道模型ジャンルとして確立するもの…いや出来ていたと考えていたわけです。
しかしながら、バンダイの担当者が変わっただけでBトレというジャンルが瓦解しました。
KATOが小型動力の販売を中止するかは現時点なんとも言えませんが、一つの民間企業の経営方針変更で積み重ねてきたものが失われるリスクは避けたいものです。

以上2つの要素から、レイアウトをどうするか検討しました。

結論からいうと、

追兎電鉄はNゲージの自動運転レイアウト

として、一から作ります。

現在の追兎電鉄レイアウトは、11メートルのエンドレスと、3メートルの支線から構成されています。
今回、模型専用部屋として手に入れた8畳相当の壁際にエンドレスを敷設すると13メートルになります。
BトレはNゲージの半分の車体長なのですが、単純に11メートルの2倍、22メートルが無いと同様の閉塞数は確保できないと思われます。
Bトレ専用レイアウトですが、分岐はNゲージと同じ…と考えると実質16メートルで可能となるかもしれません。
またBトレ6両編成での閉塞区間でしたから、Nゲージ4両編成とするなら同等のレイアウトを組めるかもしれません。

ではNゲージ4両編成で満足できるか…という話になります。
南海線・阪和線が原風景である私にとって、やはり6両編成は最低限です。
現在は、JR・京阪・阪急も気に入っているため贅沢をいうなら8両編成で自動運転がしたいのですが…。
ここはBトレ専用の追兎電鉄を、Nゲージ対応の追兎電鉄とすることを考えるなら、6両編成が妥当であるとも思います。

BトレからNゲージにすることで、最も重要視していた閉塞区間数の削減は避けれないことです。
エンドレス上に5つ存在する駅を減らすことで対応することになると思われます。
そして閉塞数とトレードで勾配登坂力を手に入れることになります。
正直情景を考えないなら、高架線を含めてエンドレスを2周つくることで26メートルになりますが…。
今回の新しいレイアウトを考えるうえで、90度カーブを多用するしかなく玩具っぽくなるのですから、そのうえ高架までつけるともう鉄道模型ではなく鉄道玩具にしかならない気がします。

新居への引越しまであと10日。
荷作りしてしまったので鉄道模型はしばらく休止です。
それまでは脳内でいろいろ考えてみることにします。

追兎電鉄第1工区はイベント対応として非常に使い勝手が良いことが判明しましたので、このまま情景製作を続けていくことにします。