最近、本業が多忙のためレイアウト製作が進んでいませんが、少し…いや、かなり興味のある製品がTOMIXより発表されたので書いてみます。

TOMIX新制御システム

興味のある人はこちらを参考にしてください。

■自動運転のハードルが下がった。

自動運転というのは多くの人がやりたいコトであったけど、そのハードルが結構高い(…と想像して)コトもあり、諦めていた人も多かったことでしょう。今回大手メーカーより製品化されたことで自動運転のハードルは一機に低くなりましたね。

■最大のメリットはアナログのまま自動運転が出来る。

TOMIXの一番のメリットはデコーダを搭載しないでも自動運転が出来る…ということでしょう。
デコーダを搭載するのはハンダ付けという手間もかかりますし(熟練しないと車両やデコーダを破損しますし…)、デコーダを搭載すると中古として売却するときにはジャンク品になってしまいます。買ってきた車両がそのまま自動運転できるメリットは限りなく大きいものですね。

でも、メリットはそこだけかも…。

■電気配線はDCC自動運転よりも酷い。

基本的には電気をギャップで区切り閉塞区間を設定しますから、閉塞区間ごとに電気配線が必要になるのはDCCと同じ。逆にセンサー配線が必要なので、電気コードの数はDCCの自動運転よりも恐ろしいことになります。なのでお手軽に自動運転…はまず無理でしょう。お座敷運転で自動運転は出来ないと考えた方がいいかもしれません。
私もこの電気配線をなんとかするため固定(モジュール)レイアウトに進んだパターンです。TOMIXの公式ホームページで、スーパーペルズの人がデモしている動画がありますが、お座敷運転っぽく見えるパネルの下は…考えたくないですね。

■自動運転はお金持ちだけの遊び?

あとは必要な機材ですが…ある程度以上のレイアウトで自動運転をさせようとするとお金がかかりすぎます。
動画では複線エンドレスに駅が島式ホームが2箇所…
私の計算では
・基本セット 46000円×2(複線なので…)
・TNOS T-ND100 19800円×2(追加で必要)
・TCSセンサー 1300円×24
・DCフィーダーN 500円×16
・各種延長ケーブル×必要数

あの動画を再現させようとすると、おおよそ20万円程度はかかると思われます。
やはりお金持ちだけが…ですね。

■自動運転の理解が深まるといいですね。

製品化されたことで自動運転のハードルが下がりました。
それと同時に自動運転のハードルの高さがリアルに感じることが出来るようになったと思います。
閉塞区間を設定しての制御というのは基本同じです。
でも自動運転を始めると、さらに高度なことをしたくなるでしょう。
外回りの電車と内回りの電車を入れ替えたい。
待避線に入る電車は直前で徐行させたい。
通勤型と特急型の加速度を変えたい。
信号機を連動させたい。
…こういうことをさせたいとなると、TOMIX製品では出来ないことがわかるでしょう。
そこからDCC自動運転へ進んでくれる人が多くなることを期待します。TOMIX製品で自動運転の基礎的なところを体感していたらDCC自動運転も理解が速いと思います。

■私はマイペースで…。

私がやりたい完全自動ダイヤ運転は、やはりDCCでしか出来ないので…コツコツとやっていくしかありません。
でもいずれはTOMIX製品がPC接続までサポートするでしょうから、ダイヤ運転もどきまでは出来るようになるかもしれません。
メーカーに追いつかれないように頑張らないと…ですね。